2011年02月03日

川沿い

きみは打ち捨てられた古い集落を通り過ぎ
川沿いへと足を踏み入れた。
ここはこの土地でも最も生命に溢れる場所。

ススキの揺れる美しい流れが
植物を育み虫達を育て
それを捕食する魚や小動物達に
生活の糧を与えている。

ここを訪れれば
いつでも動物たちを見る事が出来るはずなのだが
きみはいつもと周囲の様子が違う事に気が付く。

いるはずの小動物達は身を潜め
ケルピやガーグァの姿も無い・・

不審に思ったきみは
周囲の様子に気を配りながら
じっくりと辺りを観察してみる。

すると川縁にキラキラと光るモノをみつけ
近づいてみるとそれは魚の鱗の様だ。
そしてそこには堂々と付けられた
川から上がって来たと思われる足跡。

この足跡の形はどうみてもアオアシラの様だ
足跡の深さからみても十分な体重を持った
個体である事が想像出来る。
そしてその足跡はまだ濡れている・・

まだ付けられてから
ほとんど時間が経っていない証拠だ。

そしてその足跡は隠す事無く
川の上流へと続いている。

どうやら上流へ向かえばアオアシラとの対決となりそうだが・・

一旦ここを離れ森に向かってみる
アオアシラとの対決に備えハチミツを採る為に古い社へ
アオアシラを仕留める為に上流へと向かう






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